お口と糖尿病のお話し②

甘いものを控えると歯もすい臓もハッピー♪

甘いものは虫歯の大好物だけでなく、血糖値を急激に上昇させる犯人です。

菓子パン、チョコレートなど甘いものの正体は、ブドウ糖と果糖という2つの「単糖類」が合体した二糖類です。
単糖類や二糖類は、お腹の中に入ると直ぐに体に吸収され、血糖値を急上昇させます。
この為、すい臓は血糖値を下げるためのインスリンを急ごしらえしなければなりません。
すい臓の負担も大きいのです。

それに対し、米などに含まれているデンプンはブドウ糖の繋がった「多糖類」です。
多糖類は繋がった糖を酵素というハサミで細かく切らなければ吸収できないので、消化にすごく時間がかかります。
そのおかげで血糖値が上がりにくく、すい臓の負担も小さいのです。

甘いものを控えると虫歯になりにくいだけでなく、すい臓をいたわり、糖尿病になりにくい強いからだになれますよ!

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