帰宅している時、最近思う事

僕が院長をさせて頂いている中田中央歯科医院は、開業15年目を迎えます。小学校低学年だった子が大学生になり、僕よりも背が高くなった子も多くいます。(大人になったなぁ)
チェアー3台のこじんまりした歯科医院で頑張った「喜び」がこのような形で来るとは開業当初の僕には想像すら出来ませんでした。

10年以上定期検診で通院している患者さんもいます。10年以上歯の数が変わらないということは「無変化」を意味します。多くの歯科医は「無変化」を「Good」とする傾向があります。「無変化」は「ノリノリ感」が薄いから、変化によって文明が発展した人間にとって、「無変化」で得られる喜びは低いのです。「本当に患者さんは定期検診で得をするしているのか?」、「本当にこの患者さんの役に立っているのか?」という不達成感に包まれています。

定期検診とは、我々歯科医師にとって、ネガティブな変化に細心の注意を払いつつ「無変化」という「エンドレスで目に見えないゴール」を目指すもの・・・?。
健康を害すると「普通が一番」と痛感しますよね。

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